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会員報告阪神高速道路株式会社

阪神高速道路株式会社
「先進の道路サービスへ」



1.新会社の概要
 10月1日、阪神高速道路公団は民営化され、「阪神高速道路株式会社」と名前を変えて新たな1歩を踏み出しました。
  阪神高速道路公団は昭和37年、関西都市圏の基盤づくりを担って設立、43年間にわたって基幹道路のネットワ−クの拡充と管理に全力を注いでまいりました。総延長は233.8kmに伸び、1日にご利用いただいている車は90万台を超え、市民生活全般を支える大動脈の役割を果たせるまでになりました。
  この度の民営化は、債務を確実に返済すること、高速道路の建設や管理を少ない国民負担で行うこと及び民間企業のノウハウを取り入れた経営を目指し、お客様へのサービスをより向上させることを目的とするものです。新会社のスタートにあたって私たちは「先進の道路サービスへ」を企業理念といたしました。安心・安全・快適な道路の建設と管理でお客様に満足していただき、関西のくらしや経済の発展に貢献していくことを基本に据えています。この理念を実現するため、1コスト縮減を図りながら適切な管理2高速道路の利用促進3建設事業の着実な促進4新事業への積極的な展開等に取り組んでまいります。
 
2.安心・安全・快適な道路の創造
 兵庫県南部地震で受けた被害を教訓に、阪神高速では道路橋の耐震補強をすすめています。近い将来に発生が予想されている東南海・南海地震のようなプレート境界型の大規模地震、兵庫県南部地震のような内陸直下型地震の2種類の地震動を想定し、落橋に対する安全性を確保するほか、地震後も応急復旧を行うことで橋としての機能を速やかに回復できるように努めています。
  一般の橋梁については橋脚補強や橋桁の補強などおおむね対策が完了しており、今後は建物との一体構造など特殊橋梁や長大橋梁の地震対策を行っていきます。
  長大橋梁に関しては橋梁の建設地点の特性や橋梁形式による地震時の揺れ方の特性などを考慮して対策を進めています。また、港大橋では床組みの金属支承をすべり免震支承に取替えることによって主構への力の集中を抑える「床組支承の免震化」や2次部材の一部について地震エネルギー吸収機能を持つ「座屈拘束ブレース」に取り替えるなどの新たしい技術の採用に取り組んでいます。
対策工事の進む港大橋
対策工事の進む港大橋
 以上のほかにも、災害発生時に備えた総合防災センターの整備や通信回線の多重化、情報提供設備の充実、非常用設備の充実などの地震防災に向けた取り組みに加え、大阪、神戸、京都地区における道路ネットワークの整備や交通事故防止などの安全対策、渋滞対策、道路の良好な維持管理など、阪神高速を利用するドライバーが満足を実現するため、安心・安全・快適な道路の創造に向けたさまざまな取り組みを行っています。
 
  新生阪神高速道路株式会社へのご支援をよろしくお願いいたします。

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